2023年1月、三井住友銀行で多くの資金を集めたのは以下のファンドだった。

第1位「インベスコ 世界厳選株式オープン<為替ヘッジなし>(毎月決算型)」の概要

三井住友銀行の1月ランキング1位は、「インベスコ 世界厳選株式オープン<為替ヘッジなし>(毎月決算型)」だった。同ファンドは、株式投資の王道である「成長+配当+割安」を追求して世界のベストを厳選するアクティブファンドである。12月は-2.24%のマイナスリターンとなったものの、1年騰落率は+2.94%と堅調だ。毎月決算型で20年以上の実績を持つ唯一の世界株式ファンドで、設定来(1999年1月~)の騰落率も+187.57%となっている。2月以降も三井住友銀行のランキング上位に入る可能性は高いだろう。

■インベスコ 世界厳選株式オープン<為替ヘッジなし>(毎月決算型)
基準価額 8255円
信託報酬 1.903%(年率・税込)
純資産残高 2624.07億円

<騰落率>
1カ月   -2.24%
3カ月    9.73%
6カ月    3.69%
1年       2.94%

※12月末時点

全体を見て:海外株式型ファンドが人気

三井住友銀行では、海外の株価指数を対象にしたインデックスファンドの人気も高かった。ランキング3位の「三井住友・NYダウ・ジョーンズ指数オープン(為替ヘッジなし)」は、米国を代表する株価指数であるダウ・ジョーンズ工業株価平均(NYダウ)に連動する投資成果を目指すインデックスファンドである。1月の騰落率は-0.2%となったものの、1年騰落率は+11.0%となっている。2月以降も、同ファンドが三井住友銀行のランキング上位に入るかどうかに注目している。

■三井住友・NYダウ・ジョーンズ指数オープン(為替ヘッジなし)
基準価額 2万8182円
信託報酬 0.748%(年率・税込)
純資産残高 757.34億円

<騰落率>
1カ月 -0.2%
3カ月 -9.5%
6カ月   1.0%
1年     11.0%

※1月末時点