新規設定額は約2160億円と急増

12月の新規設定は40本と11月の14本から増加し、設定額も約2160億円と11月の約500億円から大幅に増加した。個別ファンドで設定額が最も多かったのは「シティグループ社債/ダブル・アクセス戦略ファンド2022-12」の約1210億円だった。同ファンドは、米国の株価指数先物や欧米の国債先物へ分散投資する戦略などで収益獲得を狙いつつ、約5年後の満期償還時に元本確保を目指す。同ファンドの設定額の約2160億円は、2022年に設定した国内公募投資信託で最大となった。

新規設定額第2位は、「GSグローバル社債ターゲット2022-12(限定追加型)」で、約580億円の資金を集めた。同ファンドは、世界の企業が発行する米ドル建てまたはユーロ建て債券を満期日まで保有して運用。信託期間は約5年間となっている。