NISA切り替えは2023年分の利用前に

運用益に税金がかからないNISA(ニーサ)も、受渡日を基準に考えられます。

一般NISAは国内株式も対象で、年間120万円まで投資可能です。2022年分の枠が残っている場合、国内株式なら今日まで取引できます。12月29日以降の取引は、2023年分の枠を使うことになるため注意してください。

特に一般NISAからつみたてNISAへの切り替えを考えている人は、2023年分の枠を使わないよう注意しましょう。NISAを切り替えるには、その年の枠を使っていなことが条件だからです。

もし2023年分の枠を一般NISAとして使ってしまった場合、2023年分の枠をつみたてNISAに切り替えることはできません。切り替えられるのは、最短で2024年分からとなります。

なお、NISAは制度の拡充が予想されており、本記事執筆時点では内容が明らかになっていません。報道は現行のNISAと分離した制度となるとも伝えており、一般NISAやつみたてNISAの利用状況がどう影響するか未知数です。

NISAの拡充は2024分からとみられており、2023年分のNISAは現行ルールで行われるでしょう。その後のNISAについては、続報を待ってください。