2022年11月、SMBC日興証券で多くの資金を集めたのは以下のファンドだった。
第1位「日経225ノーロードオープン」の概要
SMBC日興証券の11月ランキング1位は、「日経225ノーロードオープン」だった。同ファンドは、日経平均株価(日経225)に連動する投資成果を目指すインデックスファンドである。10月は6.24%のプラスリターンとなり、11月末の基準価額も20,236円と、10月末の19,968円に1.3%上昇した。ただ、11月は同ファンドから約147億円の資金が流出している。これは、国内公募追加型株式投資信託(ETF除く)の中で最大だ。株価が上昇したことで、利益確定売りをだした投資家が多かったと考えられる。12月以降、同ファンドからの資金流出が止まるかどうかに注目している。
■日経225ノーロードオープン
基準価額 19,968円
信託報酬 0.55%(年率・税込)
純資産残高 2,358.13億円
<騰落率>
1カ月 6.24%
3カ月 -0.15%
6カ月 3.46%
1年 -3.24%
※10月末時点
全体を見て:海外株式型ファンドが人気
SMBC日興証券では、海外株式型ファンドの人気が高かった。ランキング2位の「インベスコ 世界厳選株式オープン<為替ヘッジなし>(毎月決算型)」は、「成長+配当+割安」を追求して世界のベスト銘柄を厳選するアクティブファンド。また、毎月決算型で20年以上の実績を持つ唯一の世界株式ファンドである。10月は8.02%のプラスリターンとなり、1年騰落率も4.00%と好調だ。12月以降もSMBC日興証券のランキング上位に入る可能性は高いだろう。
■インベスコ 世界厳選株式オープン<為替ヘッジなし>(毎月決算型)
基準価額 8,419円
信託報酬 1.903%(年率・税込)
純資産残高 2,215.87億円
<騰落率>
1カ月 8.02%
3カ月 -1.62%
6カ月 4.30%
1年 4.00%
※10月末時点