どこが良いかを当てようとせず「世界中に丸ごと」投資
投資においては、投資先を分散し組み合わせる「ポートフォリオ」がとても重要ですが、実際ご自身でポートフォリオを決めるのはなかなか難しいです。また人によっては、どこが儲かるか「当てたい」と言う人もいますが、どこが儲かるかなんてだれも予測ができないのですから、まずは世界中に丸ごと投資をするような「バランスファンド」を選ぶことをお勧めします。
例えば、8資産均等と呼ばれるバランスファンドも検討に値する投資信託の1つです。日本、先進国、新興国の株式と債券、そして不動産に分散投資をするので8資産均等と呼ばれます。不動産に投資するとは、みんなで大家さんになりそこの家賃収入をシェアしようというコンセプトの投資手法です。家賃は株価のように連日値段が変動せず、安定した収入になります。もちろん空室リスクや災害リスクもありますが、株式や債券とは違う特徴を持つため分散投資の効果が期待できるのです。このような商品は、1つ選ぶだけで世界中に投資ができるので、初めての投資信託であれば良い候補商品だと考えます。