先日、ある大学で証券投資実践講義の1コマとして、ライフプランニングの授業を受け持ちました。受講者のほとんどは大学3年生。21歳になり、人生で初めて自分のライフプランを考える、そんな人が多かったようです。

授業では人生の3大支出、つまり「教育費」「住宅費」、そして「老後の生活費」のことを話しました。20代の学生がライフプランニングを自分事(じぶんごと)として考えてもらうために、授業でどのような話をしたのか? ご興味のある方は、以下の記事をご一読いただければ幸いです。

●教育費
教育費は1人約1000万円…「お金がかかるから子は持たない」と思う人が見落としている“視点”

●住宅費
金利18%なら借金は4年で2倍…お金を借りるなら知るべき「2つの大切なこと」

●老後の生活費
学生時代、“猶予”された年金を「未納」のまま放置…待ち受ける残念な結果とは

実際の授業では大学を訪問し、教室で学生に向かって話をしました。やっぱりリアルの対面形式だと、参加者の反応が目に見えていいですね(笑)。「この話は理解してくれたみたいだな!」とか、「これはちょっと難しすぎたかな?」なんて感じながら授業を進めました。そして授業の最後にアンケートを提出してもらったのですが、この内容が興味深かったですね。今回はその中から、「あっ、意外と知らないんだ!」と感じたことをお伝えしましょう。