自分にとって最適な保険に入るためには
では、どうすれば最適な保険に入れるのでしょうか。多くの方は、良い担当者と出会おうとするかもしれませんが、なかなか難しいのが現実です。保険代理店では一律に何を売るかという教育をされているので、本当にお客様のための提案をしているかは分かりません。また、担当者の人柄が本当にすばらしくても、その人が知らない事実もたくさんあります。担当者がいい人そうだということだけで選んでいては、賢く保険に入るのは難しいのです。
結局どうすればいいのかというと、自分で正しい知識を身につける以外ありません。自分自身が正しい知識をもっていないと、何がいいかの判断できないのです。
例えば、保険料と保険金額について考えてみましょう。平均年間保険料は38.5万円と言われていますが、仮に30年間その保険料を支払い続けると合計で約1155万円になります。もし月々の保険料が1万円で済んだ場合、年間で26.5万円、30年で約800万円お金が浮くことになります。もしこの金額で積立投資をしていたらどうなるでしょうか?
続いて保険金額について見てみましょう。世帯の普通死亡保険金額の平均は2435万円ですが、実際に保険会社から支払われた保険金額の平均は約278万円。つまり、入っている保険金額の1/10ほどしか支払われていないのです。これは保険料を支払ったのに、万が一の時に受け取れないということではありません。保険というのは、最初からそういう仕組みになっているのです。