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モータースポーツファンなら誰もが憧れる世界三大レースがモナコの「モナコGP」、アメリカの「インディ500」、フランスの「ル・マン24時間レース」です。いずれもこの時期に集中して開催されるため寝不足の人もいるのではないでしょうか。

【世界三大レースの決勝開催日(2022年)】
・モナコGP:5月29日(優勝:セルジオ・ペレス)
・インディ500:5月29日(優勝:マーカス・エリクソン)
・ル・マン24時間レース:6月11日~6月12日
※いずれも現地時間

自動車レースは日本でも盛んに行われていますが、日本で最初に行われた本格的な自動車レースをご存じでしょうか? 1936年の6月7日に行われた「第1回全国自動車競走大会」がそれにあたり、1万人以上の観客を集めたといわれています。当時の人口はおよそ7000万人と現在(1億2500万人)の6割以下ですから、いかに注目されたか分かりますね。

今日は日本初の本格レースの概要と、日本の自動車産業について解説します。

日本初の本格自動車レース。国産部門の優勝は「オオタ号」

日本最初の本格的な自動車レースは「多摩川スピードウェイ」で開催されます。1936年5月に開業したアジア初の常設サーキットで、全長1200メートルのオーバル型のコースでした。残念ながら現存はしておらず、現在は観客席の一部を移設する工事が進められているようです。

第1回全国自動車競走大会にはフォードやブガッティ、ベントレーといった欧米の自動車メーカーが参加し、優勝杯はイギリスのインヴィクタが手にしました。

レースには外国車だけではなく日本の技術者が手掛けた自動車も参加しています。ホンダの創業者本田宗一郎も弟と一緒にアメリカ車を改造した「浜松号」で参加しますが、ゴール直前でクラッシュし大けがを負ってしまいます。

日本車部門で優勝したのは三井物産傘下のオオタ自動車工業が手掛けた「オオタ号」でした。当時オオタ自動車工業は日産自動車と並び国産乗用車の代表的な存在で、日産自動車の伝説的なヒット作「ダットサン」を破り記念すべき第1回目の国内優勝メーカーに輝きました。