ここに注目:「パインブリッジ厳選インド株式ファンド」が10位にランクイン

「パインブリッジ厳選インド株式ファンド」が10位にランクインしている。同ファンドは、インドの取引所に上場する株式と国内公社債に投資を行い、中長期的な値上がりを目指すアクティブファンドである。2022年3月28日に新規設定され、5月末時点における組入上位銘柄は、以下の通り。

1.HDFC銀行 9.3%
2.シュリーセメント 8.9%
3.インフォシス 6.1%
4.ディヴィズ・ラボラトリーズ 5.6%
5.バジャジ・ファイナンス 5.5%

5月のインド株式市場は下落した。RBI(インド準備銀行) が緊急利上げを決定したことや、市場予想を上回る4月のCPI(消費者物価指数)が発表され、インフレへの警戒が高まったからだ。RBIは6月8日にも追加利上げを行っており、今後もインドのインフレ動向には注意が必要だ。ただ、インドは力強い個人消費を背景に高い経済成長を維持しているので投資対象として魅力は高い。6月以降も北洋銀行のランキング上位に入るかどうかに注目だ。

■パインブリッジ厳選インド株式ファンド
基準価額 9,765円
信託報酬 1.828%(年率・税込)
純資産残高 3.0億円

<騰落率>
1カ月   -6.1%
設定来 -2.4%

※5月末時点