「潜伏キリシタン」の聖地が世界遺産に
五島列島は2018年6月に「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」として世界文化遺産に登録されました。五島列島ではいくつかの集落が構成遺産として指定されています。
【五島列島にある「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の構成遺産】
・奈留島の江上集落
・頭ヶ島の集落
・野崎島の集落跡
・久賀島の集落
出所:文化庁 文化遺産オンライン 長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産
世界文化遺産登録の効果もあり五島列島の観光消費額は2018年・2019年に大きく上昇しました。しかし、2020年・2021年は新型コロナウイルスの影響で急落します。順調に推移していただけに関係者は肩を落としたことでしょう。今年は入国制限や感染症対策が緩和されつつあるので、これからに期待したいところですね。
【五島列島の観光消費額の推移】
・2017年:122.8億円
・2018年:137.1億円(世界文化遺産に登録)
・2019年:153.2億円
・2020年:90.2億円(新型コロナウイルスの流行)
・2021年:70.9億円
※五島市、新上五島町、小値賀町の合計
出所:長崎県 長崎県観光統計