FPの選び方・探し方は?

FPは大きく、企業に属している「企業系FP」と、中立的な立場である「独立系FP」に大別できる。企業系FPの場合、勤め先のサービスや商品に誘導される可能性もあるため、相談するFPは独立系であることが前提になるだろう。

また、FPの資格は国家資格の「FP技能士(1〜3級)」と、日本FP協会が認定する民間資格の「AFP」「CFP®」がある。

FPという名称自体には法律上の制限がないため、資格を持っていなくても名乗ることができる点には注意が必要だ。より信頼できるFPに相談したいなら、該当の資格を保有していないと名乗ることができない「FP技能士」や「AFP」「CFP®」を選んだほうが無難であろう。

なお、日本FP協会のホームページからはCFP®認定者の検索が可能。活動エリアのほか、相談したい分野や保有資格で絞り込める。

FPによって得意分野は異なるため、相談したい分野での実務経験があるかもあわせて確認したい。FPがWebサイトで公開している実績や、SNSでの発信内容は事前に調べておくといいだろう。