日本人を最も殺している病気は「がん」です。厚生労働省「人口動態統計」によると2020年は37.8万人を超える方ががんで亡くなりました。3月2日までの新型コロナウイルスの累積死者数がおよそ2.4万人のため、がんがいかに怖い病気か分かります。

【日本人の死因TOP3】
1.がん:27.6%
2.心疾患:15.0%
3.脳血管疾患:7.5%
参考)老衰:9.6%
※パーセンテージは全死因に占める割合

出所:厚生労働省 令和2年(2020)人口動態統計(確定数)の概況

そんな“がん大国”日本には、がん医薬品メーカーも多く「中外製薬」はそのトップランナーです。中外製薬は1925年の3月10日に設立されました。

今日は「中外製薬の歩み」と「がんになる確率」、そして論が分かれることも多い「がん保険の必要性」について確認してみましょう。

がん医薬品で国内シェア首位

1925年3月10日、関東大震災の被害を目の当たりにした上野十藏(うえの・じゅうぞう)は中外製薬の前身となる「中外新薬商会」を創業します。海外製薬会社の輸入代理店として設立されますが、いずれは日本の医薬品も海外に出したいという考えから「国内と海外」という意味を込め「中外」と名付けられました。

そして創業から5年後の1930年、結核の治療薬「ザルソブロカノン」を開発し1937年にはその原料の自家生産にも成功します。1943年には商号に「製薬」を冠し現在の「中外製薬」となりました。同社のロゴマークは現在も注射薬のアンプルがデザインされていますが、これはザルソブロカノンが原型となっています。

中外製薬は1975年に抗がん剤「ピシバニール」を発売して以来、今日まで多くの革新的な医薬品を創出してきました。現在ではがん領域の医薬品で国内15.2%のシェアを握り、国内トップクラスのがん医薬品メーカーとしての地位を確立しています。

出所:中外製薬 中外製薬ってどんな会社?