「結い2101」の商品性をさらに高めていく

具体的な取り組みとしては、まず「結い2101」の商品性を更に高めていきます。結い2101の運用がスタートして12年。いい会社に投資してきたつもりですが、それでも残念ながら投資先企業の経営方針が変わるなどの理由で、全売却せざるを得なかったケースがいくつかあります。それは一部には自分たちの判断が甘かった点もあり、その反省のもと、投資先企業を見極める力や対話の質を上げていきます。

また、結い2101は他の日本株アクティブファンドに比べて現金比率を高めにしています。理由は前回も述べたように、マーケットが大きく下げた時に基準価額が急落しないようにするためです。

ただ、ゼロ金利の現状において現金部分は収益をほとんど生みませんから、ファンド全体のリスクを高めることなく、少しでも収益を生むようにする方法はないかを模索している最中です。細かい部分ではありますが、細かい改善の積み重ねが、長期的に見ると大きな差になって現れてくるはずです。

あわせて、結い2101は企業の社会性を評価して投資しますから、鎌倉投信独自の社会的価値評価を、受益者(結い2101の保有者)をはじめとして、世の中に発信していくことも必要だと考えています。