米国REITへの資金流入が目立つ

REIT(不動産投資信託)ファンドは、3月に約210億円の資金流入超となった。とくに米国REIT(米国・北米)が約167億となり、流入額が100億円を超えたのは、2020年9月以来、1年6カ月ぶりとなった。ただ、REITファンドのリターンでは、ロシアへの経済制裁が強化された影響で資源価格が上昇し、豪ドルやブラジルレアルなどの資源価格が上昇。オーストラリア関連ファンドやブラジルレアルコースなどの通貨選択型ファンドが上位にランクインした。REIT型ファンドは3カ月連続の資金流入超となっており、4月以降も資金流が続くかどうかに注目だ。