相談者のプロフィールとお金データ

【小畑光輝(仮名)さんプロフィール】
・年齢:50歳
・都道府県:愛知県
・家族構成:妻(パート41歳)、長女(19歳・短大生)、次女(12歳)の4人で暮らす
・職業:会社員

【寄せられたお悩み】
「今の会社に就職して9年くらいになります。
これまで転職を繰り返したため、手取りは安定していませんでした。家計は妻に任せているのですが、公共料金の支払いが滞ることがあります(口座振替になっておらず現金で納付。手元に現金があれば払うものの、なければ滞納の繰り返し……)。困ったときは親や兄にお金を援助してもらうなど、かなり迷惑をかけました。上の子の学費は奨学金を借り、国の教育ローンも利用しました。
我が家のこの状況を心配した兄から、このまま年金生活になったら厳しいだろうから、『iDeCoをやった方が良い』と言われました。しかし、毎月の貯金すらできていないのに、どうしたら良いのでしょうか? なお、妻は家計管理が苦手なようで、“有る時払い”“あればあるだけ使ってしまう”結果、現在の貯金は10万円です。『ねんきん定期便』を見た時は驚きましたが、普通のサラリーマンだった父親は、年金だけで生活していたと記憶しています。“少し厳しい”くらいなら何とかなるのでは、とも思うんですが……」


【お悩みの論点】
貯金は10万円……! 老後を見据えた生活の立て直しをしたい。
 

資産状況や「ねんきん定期便」情報、月々の収支内訳

世帯の金融資産額:10万円
内訳
預金:10万円

相談者のねんきん定期便情報
65歳から受け取れる老齢厚生年金額は年額約25万円。
国民年金と合わせると、月額8万6000円ほどの見込み。

収支

<収入>
・世帯の毎月の手取り収入:約30万円
・手取りの年収:約400万円(ボーナス込み)

<支出>
・毎月約30万円

<支出内訳>
住居費(賃貸・駐車場代含む)6万円、水道光熱費3万円、食費4万円、車のガソリン代2万円、自動車保険2万円、通信費2万円、教育費5万円、医療費0.5万円、生命保険料0.5万円、その他(小遣い含む)5万円

※ 教育費のうち、1万円は教育ローン返済(あと3年で返済予定)。2万円は短大の授業料。
※ 自動車保険のうち1万円、教育費のうち2万円は妻がパート代で負担している。
※ 「その他」の詳細は小畑さん自身も把握しきれていないが、衣類や妻自身の小遣いや雑費のはず…とのこと。