ここに注目:「アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Dコース毎月決算型(為替ヘッジなし)予想分配金提示型」が4位にランクイン

「アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Dコース毎月決算型(為替ヘッジなし)予想分配金提示型」が4位にランクインしている。同ファンドは、マイクロソフトやアマゾン・ドット・コム、メタ・プラットフォームズなど米国の成長株に投資するアクティブファンドである。ただ、成長株は今年になって上値の重い展開になっている。FRB(米連邦準備制度理事会)による利上げ観測により長期金利が上昇。相対的な割高感が目立つIT・ハイテクなどの成長株は売りが優勢になっているからだ。ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数は1月に約9%下落。2月も約3.5%下落した。同ファンドは毎月決算(原則15日)し、決算期末の前営業日の基準価額に応じて分配金が決まる予想分配金提示型ファンドである。1月は基準価額が下落したことによって、1万口あたりの分配金を12月の300円から200円に引き下げた。さらに2月も基準価額の下落により、分配金を100円に引き下げている。2021年は200~300円と高い分配金をだしてきたことも同ファンドの魅力であったが、基準価額が大きく下落して分配金も減少している。3月以降も同ファンドに高水準の資金流入が続くかどうかに注目だ。