ここに注目:日本株を対象にしたブル型ファンドとベア型ファンドがランクイン

5位に「SBI 日本株4.3倍ブル」、9位に「SBI 日本株3.8倍ベア」がランクインしている。ウクライナ情勢の緊迫化によって米国株式市場が下落したことから日本株も売りが優勢になり、日経平均株価は24日に25,775.64円まで下落。昨年来安値を更新した。ただ、日本株を対象にしたブル型ファンドは逆張りスタンスの投資家が多いので、「SBI 日本株4.3倍ブル」に買いを入れた投資家が多かったと考えられる。一方、弱気の顧客も増え、9位に「SBI 日本株3.8倍ベア」がランクインしたのは印象的だ。ただ、1月末時点において「SBI 日本株4.3倍ブル」の年間騰落率は-24.76%、「SBI 日本株3.8倍ベア」の年間騰落率は-28.76%と、両ファンドとも大きなマイナスとなっている。ブル型・ベア型ファンドは短期で急騰・急落しないと利益にならず、長期投資には向いていない。あくまでも短期的な利ざやを狙う商品として活用するようにしたい。