ここに注目:「楽天日本株3.8倍ベア」が5位にランクイン

「楽天日本株3.8倍ベア」が5位にランクインしている。同ファンドは、株価指数先物取引を積極的に活用することによって、国内株式市場の概ね3.8倍程度反対となることを目指して運用を行うベア型ファンドである。つまり、株価が下落すればするほど利益がでるファンドなのだ。1月の日経平均株価は、5日の高値29,388.16円から27日の安値26,044.52円まで約12%下落したので、ベア型ファンドで利益をだしやすい環境だった。しかし、2021年の日経平均株価は約5%上昇したが、同ファンドは2021年の12月末時点の年間騰落率で44.3%も下落している。ベア型ファンドも「ハイリスク・ハイリターン」の金融商品なので、あくまでも短期的な利ざやを狙いにいくべきだ。大きな損失がでる恐れもあるので、投資初心者は手をださないほうがいいだろう。