わが国における証券制度改革を巡っては、米国の追随パターンが指摘されてきた。「米国に20年遅れて実現する」といった話である。確かにその傾向はあるのだが、追随のようでいながら追随にはなっていない「似て非なるもの」のパターンもある。なかでも証券リテールビジネスにはそのようなケースが少なくない。
米国に倣う傾向が指摘される日本の証券ビジネス改革。しかし、なかには「似て非なるもの」の改革も存在するようだ。金融ジャーナリスト・浪川 攻氏が、これからの日本の証券リテールビジネスについて鋭く切り込む連載第2弾。
わが国における証券制度改革を巡っては、米国の追随パターンが指摘されてきた。「米国に20年遅れて実現する」といった話である。確かにその傾向はあるのだが、追随のようでいながら追随にはなっていない「似て非なるもの」のパターンもある。なかでも証券リテールビジネスにはそのようなケースが少なくない。
続きを読むには…
この記事は会員限定です
※会員登録は、金融業界(銀行、証券、信金、IFA法人、保険代理店)にお勤めの方を対象にしております。
法人会員とは別に、個人で登録する読者モニター会員を募集しています。
読者モニター会員の登録はこちら
※投資信託の販売に携わる会社にお勤めの方に限定しております。
モニター会員は、投資信託の販売に携わる企業にお勤めで、以下にご協力いただける方を対象としております。
・モニター向けアンケートへの回答
・運用会社ブランドインテグレーション評価調査の回答
・その他各種アンケートへの回答協力
・モニター向けアンケートへの回答
・運用会社ブランドインテグレーション評価調査の回答
・その他各種アンケートへの回答協力
前の記事

【新連載】浪川攻の一刀両断
証券業界に求められるリテールビジネス改革
カギは“旧態依然のモデルからの脱却”
証券業界に求められるリテールビジネス改革
カギは“旧態依然のモデルからの脱却”
2025.03.07
次の記事

浪川攻の一刀両断
個人投資家がアドバイザーを選ぶ時代に、「J-FLEC」の検索エンジンに学べ
個人投資家がアドバイザーを選ぶ時代に、「J-FLEC」の検索エンジンに学べ
2025.09.09
この連載の記事一覧
浪川攻の一刀両断
おすすめの記事
中国銀行で売れ筋トップ10にランクインした「パワテク」、今年の新設ながら抜群の運用成績で脚光
finasee Pro 編集部
【ネット証券&対面証券72社編】投資信託の「運用損益」プラス顧客率ランキング
Finasee編集部
福岡銀行で国内株「配当フォーカスオープン」が売れ筋トップ、「テック株」「純金」「インド株」がランクアップ
finasee Pro 編集部
著者情報
浪川攻
なみかわ・おさむ
金融ジャーナリスト
1955年、東京都生まれ。上智大学卒業後、電機メーカー勤務を経て記者に。1987年株式会社きんざいに入社。「週刊金融財政事情」でデスクを務める。1998年東洋経済新報社と記者契約、国会予算委員会公聴会の公述人に選任(雑誌記者として初)。2016年にフリー。「ザ・ネクストバンカー 次世代の銀行員のかたち」「証券会社がなくなる日」(講談社現代新書)など著書多数。
続きを読む
