前回まで、新NISAに対する筆者の秘策(全世界株式インデックスファンド、米国ハイイールド社債ETF、米国超長期国債ETF(ETFはいずれも通貨ヘッジ付)への等金額投資、月次積立)の「機関投資家向け運用と比較した個人投資家向け運用の『理想像』」(以下「個人投資の理想像」)との整合性を検証してきた。インデックス投資であること、債券の組み入れは市場の不調も意識した選択であり、「シニア=債券中心」のテーゼに則った訳ではなく、そもそもこのテーゼが常に正しいとは限らないこと等を述べてきた。
前回まで、新NISAに対する筆者の秘策(全世界株式インデックスファンド、米国ハイイールド社債ETF、米国超長期国債ETF(ETFはいずれも通貨ヘッジ付)への等金額投資、月次積立)の「機関投資家向け運用と比較した個人投資家向け運用の『理想像』」(以下「個人投資の理想像」)との整合性を検証してきた。インデックス投資であること、債券の組み入れは市場の不調も意識した選択であり、「シニア=債券中心」のテーゼに則った訳ではなく、そもそもこのテーゼが常に正しいとは限らないこと等を述べてきた。
続きを読むには…
この記事は会員限定です
※会員登録は、金融業界(銀行、証券、信金、IFA法人、保険代理店)にお勤めの方を対象にしております。
前の記事
アセマネ業界のベテランが新NISAに「参戦」⑤
定額積立なら年次?それとも月次?
定額積立なら年次?それとも月次?
2024.06.05
次の記事
通貨ヘッジ戦略再考(前編) 単にヘッジを外せばいいのか?
2024.07.29
この連載の記事一覧
アセットマネジメント鵜の目鷹の目
おすすめの記事
著者情報
Bird eye
日系、米系の企業で長年、資産運用業務に従事。投資顧問、投信、PB、企業年金の業務企画から顧客アドバイスまで広く経験。CFA等を通じ海外事情のアップデートにも努める。これらを活かし、日本の資産運用を横断的に「鳥瞰」するのがライフワーク。
続きを読む