相談者のプロフィールとお金データ
【寄せられたお悩み】 「会社が選択制企業型DCを導入しており、ライフプラン手当が支給されていますが、DCに拠出すべきか迷っています。会社からは、掛け金は給与・賞与からの切り出しとなるため、将来の厚生年金が減ってしまうと聞いています。一方で、社会保険料や税負担の軽減、運用益が非課税、受取時にも控除がある点がメリットだそうです。 結局、DCに拠出して目先の社会保険料が減らせるなどのメリットを得るのと、拠出せずに社会保険料などをこれまでどおり負担する反面、将来の厚生年金の受取額を維持するのと、どちらが得なのでしょうか?」
【お悩みの論点】 ①選択制企業型DCのライフプラン手当について、メリット・デメリットが知りたい ②ライフプラン手当をDCに拠出すると、将来の厚生年金の受取額が減ってしまうのか ③運用益非課税、社会保険料負担減、受取時所得控除などのメリットと比べ、どちらが得なのか
資産状況や月々の収支内訳
内訳 預貯金:250万円 投資信託: 50万円 ※つみたてNISAで「ひふみプラス」を運用中
収支 <収入> ・毎月の手取り収入:30万円 ・手取りの年収:360万円(※賞与は業績連動のため含まず) <支出> 30万円(詳細以下)
支出について、前沢さんよりコメント
※1…「一人暮らしのため、外食や飲み会が多いですね」
※2…「趣味のバンド活動のスタジオ代や機材費などです」
※3…「あと12年ほど返済が残っています」
※4…「1年半ほど前から始めました」
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勤務先が選択制企業型DCを導入しているが、ライフプラン手当の選択をどうしたら良いかというご相談ですね。全般的に言えることですが、制度には必ずメリットもあればデメリットもありますので、確認した上でご自身の将来プランなども考慮しつつ、どうすべきかを判断していきましょう。