資産形成・投資について中立的立場から学びを提供する三菱UFJ信託銀行の『お金の、育て方』。同サイトに掲載されたコラムを転載・再編集してお届けする(掲載元の執筆日:8月10日)。

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60歳以降も、再雇用されたり、定年がまだ先であるため、働き続ける人が増えています。その際、意外と悩ましいのがDC(企業型確定拠出年金)をどうするかという問題です。というのも、加入しているDC制度によって異なるものの、多くの場合、就労の有無にかかわらず、60歳に到達すると加入者資格を喪失する仕組みになっているからです。

「加入者ではなくなるのだから、受け取らなきゃいけないの?」「働いている間は運用を続けたほうがいい?」「iDeCoに移すことができるって本当?」など疑問が次々と生じます。

そこで、本コラムでは、60歳以降も会社勤めを続ける方(お勤めの会社が変わるケースも含みます)で、DCが60歳で資格喪失してしまう方を想定し、①受給を開始する ②受給せず運用を続ける ③iDeCoへ移換する という3つの選択肢から、何を選択すればよいのか考えていきます。

大切なのは、60歳以降のDCは「自分で選ぶ」こと!

DCは、多くの制度で60歳以降に老齢給付金として受給可能になります。ただし、60歳になったからといって、必ずしもすぐに受け取る必要はないのです。引き続き収入があるので受給を遅らせてよい場合や、働き方を変えるため収入が減少しその補填として利用する場合など、必要に合わせて利用方法を自分で決めることができるのです。