事業を清算して残った500万円は全額義両親へ
私たち夫婦はお互いの経済状況については不干渉だったので、夫の資産状況は亡くなって初めて知りました。夫が経理をお願いしていた税理士さんの説明によると、コロナ禍に背負った借り入れをようやく返し終えたところで、安定的に利益を上げられるのはこれからという時だったようです。結果として事業を清算して手元に残ったのは500万円程度で、それは全額、義両親に渡しました。
死亡保険は私と義両親に1000万円ずつ下りました。夫は自営業なので、遺族年金はほとんど受け取れません。
自宅マンションは1対1の共同持ち分になっていて、夫の持ち分を私が引き継ぎました。夫の住宅ローンは団体信用生命保険で相殺され、私は自分のローンだけ返済していくことになりました。そうはいっても、ここ数年はインフレでマンションの管理費や修繕積立金も購入時の倍近くに値上がりしていて、1人で払っていくのはなかなか大変です。
そんなところに義両親から持ちかけられたあるお願いが、私の大きな負担になっていました。
●その後、義両親からの「想定外のお願い」に驚く高宮さん。苦渋の決断を迫られた彼女が出した答えとは? 後編【「たくさんお給料をもらってるでしょ?」夫亡きあと義両親から「衝撃の要求」…妻の心が「死後離婚」に傾いたワケ】で詳説します。
※プライバシー保護のため、事例内容に一部変更を加えています。
