プロポーズの直前、奨学金の問題が発覚
鈴木さんは優秀な中高一貫校を卒業後、有名私立大学に進学した方です。学業に励んできた者同士、話も合い、交際は順調に見えました。彼女は、吉本さんのシャイなところや気の利いたことを言わない不器用なところをよく理解していました。彼の明晰な頭脳に、あこがれと尊敬を抱いていたからです。2人とも結婚を意識しており、慎重な吉本さんがようやくプロポーズを決意した。その矢先のことでした。
吉本さんのお父さんが、鈴木さんが奨学金を借りていることに不安を感じ始めたのです。鈴木さんは「自分のことは自分でする」と話していましたが、親というのはどうしても子どものことを心配してしまうものです。彼女のご両親が高齢であること、老後は誰が面倒を見るのか、そもそもなぜ奨学金という選択をしたのか。お父さんの心配は尽きません。鈴木さんが出産などで仕事を続けられなくなったらどうするのか、自分の息子が代わりに返済することになるのではないか。吉本さんのお父さんは、そればかりを気に病んでいました。
●順調に交際を重ねていた二人でしたが、プロポーズを目前にして、思いがけない「お金」の問題が二人の関係に影を落とすことになります。後編【「結婚相手は奨学金を借りている」父親のひと言が相手家族を激怒させた…結婚間近のエリートカップルを襲ったまさかの結末】で詳しくご紹介します。
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