二人組と再び遭遇…心ない暴言に涙
SNSの観覧記などをチェックしていたので、入場後はすぐに《夜のカフェテラス》が真正面から見られる順番待ちの列に並びました。SNSでは30分以上並んだという記述もあったので心配していましたが、幸い、その日は15~20分で順番が回ってきました。
その際も例の二人組が後ろに陣取り、列が進むたびにぐいぐい押してきて彼女たちのバッグや腕が当たって嫌な思いをしました。気の強い藍花は後ろを振り返って女性たちをにらみつけたりしていたので、目で合図を送って止めさせました。
間近で見た《夜のカフェテラス》は大胆な構図に鮮やかな黄色や深みのある空の藍色が印象的で、さすがゴッホというものでした。藍花や優衣ちゃんが写真を撮ることも忘れて作品に見入っていたら、後ろにいた例の二人組の一人に「いつまで見てんの……」とせかされたようで、しぶしぶ場所を譲っていました。
その後は会場内を見て回ったのですが、ふと、藍花が涙を流していることに気付き、「どうしたの?」と尋ねたら、「あのおばさんに『クソガキ』って言われた」と言うのです。
私はよく聞き取れなかったのですが、どうやら二人組の女性の一人は藍花と優衣ちゃんに「いつまで見てんの、クソガキ」と言ったらしいのです。いい大人が、子どもを前にそんな汚い言葉を口にするなんて信じられません。
嫌な思いをした藍花を慰めようと、美術館を出た後は優衣ちゃん母子と上野公園の近くでおいしいスイーツでも食べていこうという話になりました。
しかし、そこで私たちはまたしても、あの二人組と遭遇してしまったのです。
●最悪な気分のまま美術館を後にし、レストランへと逃げ込んだ白石さん親子。ようやく落ち着きを取り戻しかけたその時、なんと隣の席にあの二人組の姿が――。トラブルの結末は、後編【怒り心頭…「これってひどすぎない?」ゴッホ好き親子が暴言マダムから受けた「嫌がらせ」と「SNSさらし」の中身】で詳説します。
※プライバシー保護のため、事例内容に一部変更を加えています。
