好調な決算で上昇もイラン問題が逆風
建設の奥村組の株価が中東リスクで調整を余儀なくされています。それまでは底堅い値動きで、2025年11月には5000円台を29年ぶりに回復し、26年2月には一時7,490円まで上昇しました。26年3月期の業績見通しを相次いで上方修正したことから、投資家の期待が集まったと考えられます。
しかし、2月末にイラン紛争が起こると株価は急落します。2月末からの騰落率はマイナス13.3%と、日経平均株価(同マイナス11.8%)をやや上回って下落しました(26年3月30日終値)。
【奥村組の株価チャート(過去5年間)】
・株価:6340円(26年3月30日終値)
株価は下落していますが、一方で配当利回りは4%台と高水準です。東証プライム平均を大幅に超えており、中長期投資家なら打診買いも視野に入る水準と考えられます。
【奥村組の予想配当利回り(26年3月期)】
・予想配当金:264円
・予想配当利回り:4.16%
・(参考)東証プライム平均利回り:1.83%(26年2月)
※東証プライム平均利回りは加重平均
出所:奥村組 決算短信
足元の調整は投資機会となるのでしょうか。奥村組の業績を確認していきましょう。
