イラン紛争で上昇トレンド一変

イラン紛争で東洋紡が揺れています。従来の株価はおおむね堅調で、2025年は1年間で30.3%上昇し、パフォーマンスは日経平均株価(同プラス26.2%)をやや上回りました。上昇は26年に加速し、2月末には年初来で47.4%高となる一時1857円まで値上がりします。

しかし、米国とイスラエルがイランを攻撃すると東洋紡は急落します。2月末からの下落率は28.8%に達し、パフォーマンスは日経平均株価(同マイナス12.5%)に大きく劣後します。年初来騰落率はプラス4.4%まで縮小し、26年の上昇幅はほぼ霧散した状況です(26年3月23日終値)。

【東洋紡の株価チャート(過去5年間)】
・株価:1315円(26年3月23日終値)

東洋紡の株価の動きをグラフで表した図表(過去5年間)
 
出所:TradingView
 

【東洋紡の予想配当利回り(26年3月期)】

・予想配当金:40円
・予想配当利回り:3.04%
・(参考)東証プライム平均利回り:1.83%(26年2月)
※東証プライム平均利回りは加重平均

出所:東洋紡 決算短信

イラン紛争は株式市場全体に影を落としていますが、そのなかでも東洋紡の下げは顕著です。なぜ東洋紡は相対的に売り込まれているのでしょうか。背景に迫ります。