新トレンドのファンドが登場

「お金のデザイン・グローバル・リアルアセット・ファンド(世界の実物資産中心)」(設定はお金のデザイン)は、ETF(上場投信)やREITへの投資を通じて実質的に不動産、貴金属(金、銀、プラチナなど)、コモディティ(農業、エネルギー、天然資源など)に投資する。2026年2月末時点の組み入れ比率は、貴金属54.5%、不動産32.0%、コモディティ13.5%だ。世界的なインフレ懸念で実物資産の価格上昇が期待できるほか、株式とは異なる値動きも期待される。

「ピクテ日本ナンバーワン・ファンド(毎月決算実績分配型)」(ピクテ・ジャパン)は日本を代表するような優れたブランド力や業界トップシェアを誇る企業など30~60銘柄に厳選投資するファンドだ。2026年2月末時点では三菱UFJフィナンシャル・グループ、トヨタ自動車、オリックス、日立製作所などに投資している。流動性の高い大型株に投資していることで日本株へのグローバルな関心が高まっている流れを受け止めることが可能だ。

このような新しい動きは始まったばかりであり、現時点では大きなトレンドは確認できない。米国とイスラエルによるイラン攻撃がもたらしている混乱の行方も分からない中であるため、今後を見通すことも非常に難しくなっている。そのような時には、1つの資産に集中するのではなく、さまざまな資産に分散投資する方が資産価値の目減りを防ぐ手段として有効だ。いち早く分散投資に動き始めた浜銀TT証券の売れ筋ランキングが今後どのように変化していくのか注目したい。

執筆/ライター・記者 徳永 浩