正月に判明…母が弟に請求していたのは月1万円だった

それだけでも腹に据えかねていたのですが、この正月にはさらに頭に来る事実が判明しました。なんと、母は私には月8万円も請求しながら、大地からは月1万円しか徴収していなかったのです。

母は大地には「麻央ちゃんには絶対言わないで」と口止めしていたようですが、父が開けたとっておきのワインを飲み過ぎた大地が口を滑らせたのでした。

最初は母も「大地はずっと家にいるから値上げのタイミングがなくて」とか何とか言い繕おうとしていましたが、私の猛抗議に逆切れして、久しぶりに母娘げんかになりました。あまりの凄まじさに、父や大地は関わり合ってはいけないとばかり早々に自室に引き上げたほどです。

それから1週間は母と口をききませんでした。

自室に籠もっていると、そう言えば母は昔から大地に激甘だったな、いたずらが発覚した時もいつも叱られるのは私だったしな……と20年も前の記憶がフラッシュバックして、不愉快な気分になりました。

NISAを軍資金に再脱出を誓う

母は昭和の高度成長期に生まれた人ですが、時折、あまりに前近代的な考え方に驚かされることがあります。母にとって私は「嫁に出す娘」、それに対して大地は「中村家の跡取り息子」で、そもそもの優先順位が違うのでしょう。しかも、大事な跡取り息子なのに社会人になってもゲーム三昧で彼女の一人も連れてこない大地に、さぞや心配を募らせているに違いありません。

そう考えると、やっぱり実家には自分の居場所はないんだなと思いました。

居心地のいい北千住に戻るには軍資金が必要です。幸い、2年前から始めたNISA(少額投資非課税制度)は結構な黒が出ているので、4月からは積み立て額を一気に10万円に増やすことにしました。

北千住時代はドアツードアで30分だったのに、今は通勤に往復3時間もかかるため、帰宅後や週末は家で休養パターンが増えてほとんど無駄遣いをしなくなりました。8万円の“家賃”は想定外でしたが、それなりにお金は貯められそうな気がしています。

※プライバシー保護のため、事例内容に一部変更を加えています。