同業しのぐ好採算、営業利益率は16%台に

TOYO TIREの業績は順調で、株価の上昇を裏打ちしています。22年12月期に利益は落ち込んだものの、以降は順調に拡大してきました。直近の25年12月期は営業利益が900億円台後半まで成長し、過去最高益を3期連続で更新します。

TOYO TIREの業績(2016年12月期~2025年12月期)
 
出所:TOYO TIRE 決算短信より著者作成
 

注目は採算の改善です。主なタイヤメーカーは、横浜ゴムを除き営業利益率が中長期で悪化してきました。TOYO TIREは22年12月期に10%を割り込みます。しかし、足元は16%台まで上昇しており、競合に先んじて低迷を抜け出しています。

主なタイヤメーカーの営業利益率(2015年12月期~2025年12月期)
 
出所:各社の決算短信より著者作成
 

一方、ROE(自己資本利益率)は2年連続の悪化です。特別利益として計上してきた投資有価証券売却益が減少したほか、高水準の減損損失が続いたことを主因に純利益が停滞しているためです。20%まで上昇したROEは12.8%と、目標として設定した12%以上に肉薄しています。

TOYO TIREのROE(2018年12月期~2025年12月期)
 
出所:TOYO TIRE 決算短信より著者作成