観光ホテルは前年比23%増

続いて沖縄の景気ウォッチャーたちによる現状判断の理由のコメントを深掘りしていく。

まずは家計動向関連で現状判断コメントが多かった順(○やや良い、□不変、▲やや悪※、以下略)に見ていこう。

※□不変と▲やや悪は同数

観光型ホテル企画「2月の販売室数が前年比6%増加なのに対し、5月は前年比23%増加と、プラス幅が大きくなっている」(○やや良)

住宅販売会社役員「賃貸物件の家賃が上昇傾向であることも影響しており、新築、中古住宅ともに顧客の購買意欲は高いとみている」(○やや良)

コンビニ経営企画「観光客の増加に伴い、来客数も増加している。また、梅雨入りが遅れた影響で雨の日が少ないことが前年同期よりも来客数が増加した要因となっている」(□不変)

スーパー店舗管理「物価上昇により客単価は上がっているが、来店頻度が減っている。売上は客単価の上昇により前年比で辛うじて変わりないが、見通しは良くない。特にし好品に対する支出が控え気味」(▲やや悪)