「調味料」の値上げが目立つ
ここからは各分野別に食品値上げの動向を見ていく。同調査によれば、10月までの公表分も含めた値上げ品目数のうち、食品分野別では「調味料」が最も多く5446品目だった。これはカレールウなどの香辛料や、だし製品などが該当する。
冷凍食品やパックごはん、海苔製品などの「加工食品」(3813品目)が続く。特にパックごはんは米高騰、海苔製品は不作による供給量の減少などが背景にある。
さらに「酒類・飲料」も2023年以来の3000品目超え(3485品目)。こちらも原材料となる米の価格上昇で清酒製品が約2年ぶりに値上げになったことなどが影響した。
