高評価の背景にある「当たり前過ぎる」理由とは

高評価、低評価の背景には何があるのか、理由を知りたいところだ。調査によれば、運用状況の自己評価を40点以上だとした人で回答率が比較的高かった理由は「保有商品の評価額の上昇」で、投資上級者、投資中級者では1位だった。
一方、投資初級者で最も多いのは「積み立て投資を実行できた」だった。まずは着々と積立を行えた自分を評価したいということか。8月の株価の乱高下もあって、一部の投資家は投資を途中でやめたり、保有株を売却したりしたとも言われているので、なおさらだろう。

出所:Global X Japan 「2024年の投資結果の振り返りと2025年の展望に関する調査」

●続く後編【「テーマ投資はしない」「2025年の運用方針は何も考えていない」投資初心者、では投資上級者はどう考える?】では、24年、人気の高かったテーマや投資家たちの2025年の運用方針について取り上げる。

調査概要 調査名:2024年の投資結果の振り返りと2025年の展望に関する調査 調査主体:Global X Japan株式会社 調査対象:全国の投資初心者から上級者の男女331人 調査期間:2024年12月2日~2024年12月4日