単身世帯とほぼ同じ結果に
続いて二人以上世帯です。
70代の金融商品(種類別)保有額ランキング(二人以上世帯)
1位 預貯金(運用または将来の備え) 964万円(うち定期性預貯金556万円)
2位 株式 459万円
3位 生命保険 248万円
4位 投資信託 190万円
5位 債券 137万円
なんと興味深いことに、単身世帯とほぼ同じ結果となりました。1位から5位までの項目が全て同じ、それぞれ似たような金額が並んでいます。
違いを挙げるなら、「投資信託」です。単身世帯の「229万円」に対し、二人以上世帯では「190万円」とやや少なめ。二人以上世帯においては、生活費や予備資金を優先するために、投資に割り振れる資金がやや制限されるのかもしれません。あるいは、取り崩して既に現金化したという可能性もあるかもしれません。
トップ5の商品の保有額を年代別で比較すると、単身世帯とはやや異なる傾向が見えます。全世代のうち70代が最も保有額が高い商品は債券のみで、預貯金、株式、生命保険、投資信託は60代に次いで2番目という結果でした。