◆11月の外国株式は「為替ヘッジあり」型がパフォーマンス優れる
月次のパフォーマンス順位の変動は比較的大きくなっている。トップは「グローバル・フィンテック株式ファンド(ヘッジあり・年2回)」の20.01%で、第2位は「同(ヘッジあり・年1回)」の19.90%だった。同じ運用で為替ヘッジなしの「グローバル・フィンテック株式ファンド(年2回)」は17.50%、「同(年1回)」は17.49%だったため、11月は為替ヘッジありの方がパフォーマンスに優れていた。東京時間(15時)の外為市場で10月末のドル円は1ドル=152.84円だったが、11月末には150.09円へとやや円高に振れたことがパフォーマンスに影響した。「グローバル・スペース株式ファンド(ヘッジあり・年2回決算型)」が17.82%、「米国IPOニューステージ・ファンド(ヘッジあり・年2回)」が16.49%など、11月のパフォーマンス上位にはテーマ型の為替ヘッジありが目立った。
執筆/ライター・記者 徳永 浩