日本株がさえない動きをしています。今回はその本質について分析したいと思います。まずは、日経平均株価の推移を見ましょう。
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4万円になったのは一瞬でしたね。今週の動きを見てみると、一瞬3万9000円台になっています。
もう少しズームインして見てみます。今年度10月からの下半期の動きをまとめたのが次のグラフです。
前回の記事はこちら 「日本の下半期は大丈夫?」日経平均が4万円台に回復しないワケは貿易収支にアリ?
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下半期が始まり、2カ月が経過しました。我々はずっと上に行く力を失ってしまった日本株の姿を見続けています。その要因はなんなのか。
答えは企業業績や景気ということになります。もう一つ大事なのが相場に参加している人たちのコンセンサスです。
このグラフで注目していただきたいのは「陰線が多い」ということです。つまり、「売ってくれ」という注文が東京市場ではかなり続いているのだと思われます。