iDeCoに毎月6万8000円拠出していたが…
得意先もありお店の経営は安定していたため、iDeCoの掛金は毎月、限度額の6万8000円を拠出してきたとのこと。リタイアする時期は特に決めていなかったものの、身体的にも辛くなってきたため、そろそろお店を閉めて隠居する方が現実的なのではと考えることもあるとか。
とはいえ、国民年金とiDeCoを併せてどれくらい受け取れるのかが心配…。最近の金融マーケットの変動やコロナ禍もあり、どれくらいの運用益が出ているのか。年金として受け取れる金額は、いくらくらいになるのか。また、どのように受け取ると良いのか、受取方法も知りたいなと考えているようです。
佐藤さんに確認してもらったところ、50歳から60歳までの10年間、限度額の6万8000円を毎月積み立ててきたという10年間の平均利回りは約3%だったとのことでした。
iDeCoは自分の選んだ金融商品や銘柄、運用スタイルや運用利回りによって受け取ることのできる金額が変わってきます。佐藤さんの場合、毎月6万8000円を10年間、積み立ててきた元本は約816万円、運用益は約132万円、運用結果はトータルで約948万円。