【新NISAで金投資をするには?】投資信託・ETF・株式を活用する

金関連銘柄に投資したり、金価格に連動したりする投資成果を目指す投資信託やETFは、主に新NISAの成長投資枠で投資することができます。指数連動型の商品だと分配金は出ませんが、関連銘柄に投資するものは分配金が出ることもあります。具体的には、次のような商品があります。

■投資信託
三菱UFJ 純金ファンドファインゴールド
ゴールド・ファンド(為替ヘッジあり・なし)
ピクテ・ゴールド(為替ヘッジあり・なし)
SMTゴールドインデックス・オープン(為替ヘッジあり・なし)
iシェアーズ ゴールドインデックス・ファンド(為替ヘッジなし)

■ETF
SPDRゴールド・シェア
iシェアーズ ゴールド・トラスト
NEXT FUNDS金価格連動型上場投信
純金上場信託(現物国内保管型)

投資信託で、「為替ヘッジあり」の商品は為替リスクを低減しますが、円安による為替差益も得にくくなります。対して「為替ヘッジなし」は円高・円安の影響を大きく受けます。海外市場に上場するドル建て金価格に連動する商品の場合、為替ヘッジの有無に注意しましょう。

他にも、成長投資枠を通じて金関連の個別株に投資する手もあります。米国株であれば「バリック・ゴールド」「アグニコ・イーグル・マインズ」「ゴールド・フィールズ」など、日本株なら「住友金属鉱山」などが該当し、これらの企業は金をはじめとする鉱山開発や貴金属の製錬・販売などを行っています。金価格が上昇するとこれら企業の業績は向上し、株価の上昇も期待できるでしょう。

底堅いニーズがあることから、今後も金価格は堅調に推移する可能性が高いと見込まれます。こういった流れに乗る金投資は魅力的であり、新NISAを活用すると利益は非課税扱いになります。ポートフォリオの1つに加えることも検討してみてはいかがでしょうか。