世界トップ10にランクインする資産運用会社、アムンディとはどんな会社?

アムンディは欧州を代表する資産運用会社であり、米系以外で唯一、運用資産残高で世界上位10社に名を連ねる規模を誇ります※1。グローバルで1億を超える個人投資家、機関投資家および事業法人に、伝統的資産や実物資産のアクティブおよびパッシブ運用による幅広い種類の資産運用ソリューションを提供。金融バリューチェーン全体をカバーするITツールを活用してサービス強化を図っています。クレディ・アグリコル・グループ傘下でユーロネクスト・パリ市場に上場する同社は現在、約350兆円※2の資産を運用しています。

アムンディ・ジャパン代表取締役社長兼CEO藤川克己さん

「世界6つの運用拠点※3、財務・非財務のリサーチ能力および責任投資への長年の取り組みにより、アムンディは資産運用業界の中心的存在として35カ国を超える国と地域で約5,500人の従業員の専門知識と助言をお客さまに提供しています」とアムンディ・ジャパン代表取締役社長兼CEO藤川克己さんは語ります。

※1 出所:IPE資産運用会社トップ500社(2023年6月版、2022年12月末の運用資産額)に基づく ※2運用資産額は約2兆1,160億ユーロ(1ユーロ=163.24円で換算、2024年3月末現在) ※3 主要な運用拠点:ボストン、ダブリン、ロンドン、ミラノ、パリ、東京

積極的なM&Aで陣容を拡大

アムンディは2010年1月1日、フランスをルーツとする世界有数の総合金融グループ、クレディ・アグリコルとソシエテ・ジェネラルの資産運用部門の合併により設立されました。アムンディ・グループは2015年11月にユーロネクスト証券取引所に上場、主要株主はクレディ・アグリコルSAです。

なおアムンディ(Amundi)という名称は、Asset Managementの「AM」とラテン語で「世界」を意味する「mundi」の組み合わせに由来します。現在も新たな価値を創造するM&Aを追求し、より付加価値の高いサービスを提供すべく経営基盤を強化し続けています。

2021年末、欧州ETFの主要な運用会社であるリクソーを買収、欧州ETFのマーケットをけん引する存在に。2024年2月にはプライベート・マーケット投資に定評のある運用会社、アルファ・アソシエイツとの買収合意を発表、オルタナティブ(代替資産)分野をさらに強化していく意向です。