まずはタイムバケットでやりたいことを明確に

後悔のない人生を送るために、「タイムバケット」を利用して、いつ何をしたいかを考えてみることをおすすめします。タイムバケットは、自分の年齢や年代をバケツに見立てて、各年代で自分がしたいことをまとめたもの。いわば年齢別の「死ぬまでにやりたいことリスト」です。

 

上記図表のように、現在をスタート、予想される人生最後の日をゴールとし、その間を5年や10年といった期間で区切ります。そして、それぞれの区切りでやりたいことや起こりうる大きなイベントを入れていきます。

タイムバケットを作ると、自由な時間があるからできること、健康だから楽しめること、お金があるからできることが、それぞれ違うことがわかるでしょう。どんな経験にも、いずれ「一生できなくなってしまう」タイミングが訪れます。やりたいことがあるならば、そのタイミングが来る前にやっておきましょう。残りの人生で何がしたいのかを時系列で考え、今しかできないことに集中して取り組むことで、人生がより豊かになっていきます。

また、タイムバケットはやりたいことに必要なお金をいつまでに用意するかを考えるためにも有効です。貯蓄や投資の目標設定にも役立ちます。