場所と時間から解放 自由な働き方を実現する人事改革とは

カゴメの働きやすさは人事制度からもうかがえます。2019年に働き方改革関連法が施行されるよりも前、2016年度には長期ビジョンの一環として「働き方の改革」を掲げました。近年では以下のような人事制度の改革を行っています。

【カゴメの近年の人事制度改革】
 ・ 地域カード(2018年)
 ・ スーパーフレックス勤務制度(2019年)
 ・ テレワーク勤務制度(2019年)
 ・ 副業制度(2019年)
 ・ 専門職コース(2020年)
 ※()は導入年

 出所:日本経済調査協議会 人材委員会 第4回資料

「地域カード」は従業員が勤務地を選べる制度です。希望地域への転勤オプションと、勤務地を一定期間固定するオプションを3年に2回利用できます。育児や配偶者との同居など、従業員が家族の状況に合わせ勤務地を柔軟に選ぶことが可能です。

「スーパーフレックス勤務制度」は好きな時間に働ける制度です。従業員は5時~22時の時間帯で勤務が可能で、労働時間は1カ月単位で清算されます。いわゆるコアタイム(※)も2020年に撤廃されました。

※コアタイム:フレックス勤務制度において就業を義務付ける時間帯のこと。

社員のモチベーションを支える制度も充実しています。

例えば全従業員が対象となる「自己申告制度」では、従業員が中長期の目標を申告し、カゴメが当人のキャリアを支援します。また「社内公募制度」では、カゴメが募集する特定のポジションへ従業員が自主的に応募できます。さらに入社2年目以降(新卒は4年目以降)なら副業も認められており、自立的なキャリア形成が可能です。