WEBサイトにアクセスしたことがない人は今すぐアクセスを

加入者向けに提供されているWEBサイトには、さまざまな情報が盛り込まれています。加入者個々人の運用結果はもちろん、資産配分の見直しシミュレーションやライフプランニング、制度の簡単な説明動画などが搭載されています。

このWEBサイトの利用率は、野村證券受託の加入者等でみると、1カ月平均で15%程度、6カ月平均で25%程度となっています。一方で、一度もWEBサイトにアクセスしたことがない人は50%に達します。

定期的に発行される残高通知が書面で届くため、WEBサイトへのアクセスの必要性を感じない加入者も多いかと思います。しかし政府の「デジタル原則に照らした規制の一括見直しプラン」の影響により、残高通知は書面の交付から電磁的方法への切り替えが進む素地が整いつつあります。「無関心層」を減らすために、まずはWEBサイトの利用登録を促すことが重要です。

また、一度もWEBサイトにアクセスしたことがない方は、アクセスしてみましょう。WEBサイトの情報を定期的にチェックしていくことで、いつの間にか金融リテラシーが上がっているかもしれません。DCを通じて投資信託を活用することで、気づいたら老後資金形成が行われていた、という環境を整えることにもつながるでしょう。