・日本が誇る自動車業界を襲った「戦後最悪」の大型倒産…4万社に影響
今日は公認会計士と企業の仲介などを行うブリッジコンサルティンググループが上場します。公募と売り出しを合わせた株数は20万株(2000単元)しかなく、供給の少なさに着目して売買を考えている人もいるかもしれません。
ただしIPO(新規上場)銘柄については、本日から成行(※)注文を制限する新しいルールが実施されるため注意してください。
※成行(なりゆき):取引を成立させる価格を指定しないこと。
初値決定日まで成行注文が不可能に
東京証券取引所は今年3月、IPO銘柄について新規上場日の成行注文を禁止すると発表しました。本日以降、取引所に直接上場する株式とREITを上場日に売買する場合、必ず指値(※)を付けて発注しなければいけません。なお、別の市場経由で上場する銘柄は規制の対象外です
※指値(さしね):取引を成立させる条件として指定した価格。
この規制は、上場日は終日実施され、新規上場日に初値(※)が付かない場合は初値決定日の取引が終わるまで継続します。つまり、IPO銘柄で初めて成行注文を出せるのは、初値が付いた翌営業日ということになります。
※初値(はつね):上場して初めての株価
IPO銘柄は需給が不安定で、これまで度々大きな値動きが生じてきました。東証は、これを防ぐ目的で今回の規制を行うと説明しています。