3月の資金流入額1位は「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」(627.62億円)
外国株式型ファンドの3月の資金流入額1位は、「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」だった。同ファンドは、米国を代表する株価指数であるS&P500種株価指数(配当込み、円換算ベース)に連動する投資成果を目指すインデックスファンドである。4月25日から保有コストである信託報酬が0.0968%以内から0.09372%以内に引き下げられたので、4月以降も高水準の資金流入が続く可能性は高いだろう。
■eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
基準価額 1万9167円
信託報酬 0.09372%(年率・税込)
純資産残高 1兆8757.09億円
<騰落率>
1カ月 -0.2%
3カ月 6.3%
6カ月 3.3%
1年 -2.6%
※3月末時点
3月のリターン1位は「テーマレバレッジゲーム&eスポーツ2倍」(22.35%)
外国株式型ファンドの3月のリターン1位は、「テーマレバレッジゲーム&eスポーツ2倍」だった。同ファンドは、日本を含む世界の「ゲーム&eスポーツ」関連株式に、信託財産の純資産総額の2倍相当額を投資する。3月は22.4%と高いリターンとなったものの、3月末時点における1年騰落率は-40.1%となっている。同ファンドはテーマを絞っている上に2倍のレバレッジをかけているので、ハイリスク・ハイリターンのファンドである。積極的にリスクを取れる投資家以外は購入しないほうがいいだろう。
■テーマレバレッジゲーム&eスポーツ2倍
基準価額 4253円
信託報酬 1.4055%(年率・税込)
純資産残高 1億3300万円
<騰落率>
1カ月 22.4%
3カ月 37.0%
6カ月 48.4%
1年 -40.1%
※3月末時点