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今から40年前の4月15日、日本を代表するテーマパーク「東京ディズニーランド」が開園しました。アメリカ以外では初めての開園で、初日には約2万5000人ものゲストが訪れます。

当初は別のテーマ―パークが計画されていた

東京ディズニーランドを運営する企業は「オリエンタルランド」です。千葉県浦安沖の埋め立てとその後の開発を目的に、京成電鉄と三井不動産によって1960年7月に設立されました。

実は、設立当初は「オリエンタルランド」という別のテーマパークを計画していました。それがディズニーランド誘致へとかじを切ったのは、オリエンタルランド実現に向けて行った米ディズニーランドの視察がきっかけでした。ディズニー社へ誘致を申し入れ、基本合意に至ったのは1972年、名称を正式に東京ディズニーランドと決定したのは1977年のことです。

オリエンタルランドは巨額な建設費用の調達に苦戦したものの、千葉県の後ろ盾もあり、複数の金融機関による協調融資が実施されました。当初は1000億円と見込まれた建設費用は着工後も増え続け、最終的な総事業費は1800億円にも上ります。

莫大な費用はかかったものの、完成したパークは多くの人を魅了し、現在もその人気に陰りはありません。2001年に「東京ディズニーシー」も開園され、年間の入園者数は2013年度に初めて3000万人を突破しました。累計では2021年度までに8億人を超える人が訪れています。

【入園者数】

オリエンタルランド「入園者数データ」より著者作成

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