2023年2月、ゆうちょ銀行で多くの資金を集めたのは以下のファンドだった。

 第1位「ダイワ・USーREIT・オープン(毎月決算型)Bコース(為替ヘッジなし)」の概要

ゆうちょ銀行の2月ランキング1位は、「ダイワ・USーREIT・オープン(毎月決算型)Bコース(為替ヘッジなし)」だった。同ファンドは、米国のリート(不動産投資信託)に投資し、配当利回りを重視した運用を行う。1月の騰落率は+5.7%だった。そして、1月末時点におけるポートフォリオの配当利回りは3.5%となっている。3月以降も、同ファンドがゆうちょ銀行のランキング上位に入るかどうかに注目している。

■ダイワ・USーREIT・オープン(毎月決算型)Bコース(為替ヘッジなし)
基準価額 2297円
信託報酬 1.672%(年率・税込)
純資産残高 6892億円

<騰落率>
1カ月 5.7%
3カ月 -4.1%
6カ月 -9.2%
1年      0.9%

※1月末時点

全体を見て:バランスファンドが人気

ゆうちょ銀行では、バランスファンドの人気が高かった。ランキング4位の「野村6資産均等バランス」は、国内および外国の債券、株式、REIT(不動産投資信託)の6つを主要投資対象とするバランスファンドである。1月末時点における1年騰落率は0.7%だが、安定的なリターンが期待できるファンドとして、3月以降もゆうちょ銀行のランキング上位に入る可能性は高いだろう。

■野村6資産均等バランス
基準価額 1万3214円
信託報酬 0.242%(年率・税込)
純資産残高 456.5億円

<騰落率>
1カ月  2.1%
3カ月 -3.4%
6カ月 -3.7%
1年      0.7%

※1月末時点