こども家庭庁の役割と予算の内訳

こども家庭庁の役割は、異次元の少子化対策をまとめるだけではありません。同庁は3つの部門で構成されており、全体を取りまとめる「企画立案・総合調整部門」のもと、「生育部門」では子どもの安全な成長を支える政策が、「支援部門」では虐待やいじめ、また経済的な困難を抱える子どもや家庭をサポートする政策が実施されます。

【こども家庭庁の3つの部門】

出所:内閣官房 こども政策の推進に係る作業部会 こども政策の新たな推進体制に関する基本方針(概要)

予算案を見れば、より具体的な政策が見えてくるかもしれません。政府はこども家庭庁に関連して約5.2兆円の予算を計上しており、その内訳は以下のようになっています。

【こども家庭庁に関連する2023年度当初予算案(補正予算含む)】

出所:内閣官房 令和5年度当初予算案の概要(こども家庭庁)