2022年12月、広島銀行で多くの資金を集めたのは以下のファンドだった。
第1位「インデックスファンド225」の概要
広島銀行の12月ランキング1位は、「インデックスファンド225」だった。同ファンドは、日経平均株価(日経225)に連動する投資成果を目指すインデックスファンドである。12月は-6.59%のマイナスリターンとなったものの、日経平均株価に連動するインデックスファンドは、株価が下落する局面で買いが増える傾向にある。2023年1月以降も、日経平均株価が下がる局面では同ファンドに買いが入る可能性は高いだろう。
■インデックスファンド225
基準価額 7239円
信託報酬 0.572%(年率・税込)
純資産残高 2314.54億円
<騰落率>
1カ月 -6.59%
3カ月 0.64%
6カ月 -0.33%
1年 -7.89%
※12月末時点
全体を見て:バランスファンドが人気
広島銀行では、バランスファンドの人気が高かった。ランキング3位の「りそなラップ型ファンド(安定成長型)」は、債券や株式、リート(不動産投資信託)に分散投資するバランスファンドである。「りそなラップ型ファンド」には「安定型」「安定成長型」「成長型」の3つの運用タイプがあり、「安定成長型」は目標リターンで短期金利+4%を目指す。ただ、12月は-3.7%となり、1年騰落率も-9.1%となっている。パフォーマンスが悪化しているが、2023年1月以降も広島銀行のランキング上位に入るかどうかに注目している。
■りそなラップ型ファンド(安定成長型)
基準価額 1万1718円
信託報酬 1.10%(年率・税込)
純資産残高 542億円
<騰落率>
1カ月 -3.7%
3カ月 -0.7%
6カ月 -2.9%
1年 -9.1%
※12月末時点