新規設定ファンドでは「ティー・ロウ・プライス 米国オールキャップ株式ファンド」が資金を集める

11月の新規設定ファンドは14本と、10月の12本と同程度の水準であったが、設定額は約500億円と10月の予約77億円から大幅に増加した。「ティー・ロウ・プライス 米国オールキャップ株式ファンド」が約380億円の資金を集めたからだ。同ファンドは11月に407.01億円の資金を集め、国内公募追加型株式投資信託(ETF除く)の中で資金流入額が2番目の大きさとなった。「Tロウプライス米国オールキャップ株式ファンド」は、高い成長性が見込まれる、あるいは本質的な価値に比して割安であると考えられる米国企業の株式に投資するアクティブファンドで、大型株から小型株まで幅広い企業を投資対象とするのが特徴だ。12月以降も高水準の資金流入が続くかどうかに注目している。