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わずか数十円で買えるアイスは、子どもから大人まで気軽に楽しめる日本の庶民の味です。年間4億本を売り上げる国民的人気商品「ガリガリ君」のメーカー、赤城乳業は1961年12月20日に設立されました。

「ガリガリ君」で有名なアイス専業メーカー

赤城乳業は埼玉県深谷市のアイス専業メーカーで、資本金は10億3400万円と規模としては中小企業です。「赤城しぐれ」というかき氷アイス、シンプルなチョコレートアイスバーの「BLACK」などが主力商品でした。1981年に発売開始した「ガリガリ君」がじわじわと売り上げを伸ばし、さらにロングセラー化することで全国に社名が知れ渡ることになったのです。

年間販売本数4億本の「ガリガリ君」

「ガリガリ君」は発売後すぐにヒットしたわけではなく、ロングセラー化して徐々に売り上げがアップしていきました。現在はコンスタントに年間4億本を売り上げていますが、1億本に達したのが2000年と約20年を要しています。その後、積極的なマーケティングで売り上げが急上昇し、2012年に4億本に到達、以降は4億本超の売り上げをキープしています。

「ガリガリ君」は、1970年代後期に原材料高から「赤城しぐれ」を値上げしたところ深刻な販売不振に陥ったことから開発がスタートしました。基本のコンセプトは「ワンハンドで食べられるかき氷アイス」です。しかし、単にかき氷を固めただけでなく、薄いアイスキャンディーの膜で覆っているのがポイントです。

発売にあたり、「ガリガリ君」というキャラクターを作ったことがその後のプロモーション展開につながりました。「ガリガリ君」の販路開拓で重要だったのは、コンビニエンスストアに食い込んだことです。既存の小売店は大手メーカー中心の品ぞろえで、赤城乳業のような中小企業の参入は困難でした。しかし、1980年代は日本でコンビニエンスストアの店舗が増えていった時期です。その機に乗じてコンビニエンスストアに販路を求めたのが、功を奏しました。現在でも大手コンビニエンスストアのアイスケースには、「ガリガリ君」以外にも赤城乳業のアイスがたくさん置かれています。